ナイロンと革の違い
カバンを選ぶ際に迷われるのがナイロンの物と革の物にするかだと思います。その違いについて、2つの点から整理しました。
①重さの違い
革でできた鞄はナイロンに比べるとやはり重いです。ただ、革の中でも素材によって重さも変わります。一番軽いのは馬革です。馬革は軽くてしなやかで且つ丈夫なのでレザージャケットなどにも使用される素材です。馬革の次に多いのが牛革や羊革や山羊革ですが、一般的には牛革が羊や山羊よりよりも一番重いと言われています。ナイロンは革に比べると軽いですが、見た目としては革よりカジュアルな雰囲気になります。見た目の重厚感よりもたくさん荷物を入れるので軽さを重視したい方におすすめです。
②素材特性の違い
最近ではナイロン素材で軽いのにもかかわらず、パッと見ただけではナイロンに見えないようなおしゃれなデザインの鞄もでてきています。また、水や汚れ、摩擦には強いので耐久性に優れています。革はナイロンより重くなりますが、やはり見た目の上質感や重厚な雰囲気がありますね。また使用していくにつれて艶が出たり、色が深く変化していくなど革ならではの経年変化を楽しめます。革がお好きな方は、やはりこの経年変化がお好きで革素材を選ばれているのだと思います。ただ、革素材は雨の日には持てません。水には弱いので注意が必要です。その点を気をつけて丁寧にお手入れを続ければ何十年と同じ鞄をお持ち頂けます。このようにナイロンと革、それぞれの長所と短所がありますので、自分が重さなのか見た目なのか耐久性なのか、なにを重要視するかということを一度整理して、素材を選ばれることをおすすめします。